このページでは『離れ木の5日間』を実際にプレイした管理人のレビュー、感想。攻略情報をご紹介していきます。
『離れ木の5日間』はサークル「空上」さんが2021年6月に発売した寝取られRPG。結婚3年目となる仲良し夫婦の夫が主人公となり、旅行に来た温泉旅館「離れ木」内を行動していきます。この旅館は珍しく露天風呂が混浴となっており、夫婦水入らずで楽しめる一方で他の男性客からも妻の裸が見られてしまうことも…。そんな中で妻に違和感を覚えていくことになります。
寝取らせ性癖を拗らせた夫
夫婦で旅行に来たところは露天風呂が混浴といういっぷう変わった温泉旅館。この旅館を選んだ夫は少なからず自慢の妻の裸体を他の男性に見せつけようという寝取らせ性癖の持ち主。それを隠しながらも仲良く旅館での5日間を楽しくスタートする主人公たちでしたが、そこに「遠藤」という怪しい男がとんでもない話を持ちかけてきます。
最初は妻をガチで寝取らせようなんて考えていない主人公の夫ですが、その少しの寝取られ性癖を遠藤に見抜かれて夫はもちろん、妻も遠藤の話に乗せられてしまいます。いくら旅行で温泉旅館に来て開放的になっているからと言って赤の他人である遠藤のNTR話を最初は断っていく主人公ですが…。
どんな結末が待っていようが、妻が寝取られようがその種を撒いたのは夫。夫の間抜けさと鈍臭さが見られるシーンが数多くありますが、プレイヤーとなっている夫は妻への違和感を覚えつつも何もすることができない無力さを味わうことになります。
影絵アニメーションがもどかしい!
一番の見所である寝取られHシーンは影絵アニメーションで描かれています。あくまでも夫は外から部屋を覗き見るだけでしか妻を見ることはできません。他の寝取られゲームにおいても影絵アニメーションは使われており、「寝取られ」と「影絵アニメーション」の相性は非常に高いと言えます。
自分の妻でありながらも外から見ることしかできない無力さやもどかしさが影絵アニメーションでプレイヤーにビシビシと伝わってきます。また「覗いている」という背徳感も合わさり興奮はマックスになるのは必至!
それでも巨乳を揺らしヌルヌルと小太りな体型のおじさんに突かれている妻のアニメーションはかなり実用的です。この見所である影絵アニメーションは物語の終盤にならないと見ることができないため、お預けされた犬のように出された餌に釘付けになってしまうでしょう!
NTRの不安・気持ち悪さ・胸糞悪さが味わえる!
この『離れ木の5日間』では選択肢による分岐は最後の箇所ひとつのみで、その他は一本道のRPGとなっています。旅館の中を探索することしかできず、覗き見ることができる場所にも好きにいつでも行けるというわけではありません。言ってしまえば自由度がない制限された範囲内でしか行動することができないようになっています。
自室に妻が見当たらず「遠藤」の部屋に行きたいのに、間抜けな夫のせいで外に出ることしかできなかったりと何もできない「無力感」を大いに味わうことができます。主人公である夫がウロウロと歩いたり、すやすや寝ている間に妻が寝取られているとわかっていてもプレイヤーは何もすることができません。
そして「離れ木」での5日間が終わろうと言うときにすべてのシーンを見ることができるようになります。ゲームとしては「欠陥」とも言える自由度のなさですが、「寝取られ」において非常に興奮を高められる要素へと転化しているため、至高の寝取られを味わうことができます。